オルソケラトロジーレンズによる視力矯正
手術不要で裸眼生活が手に入る
オルソケラトロジーレンズとは、専用のコンタクトレンズを就寝時に装用することで、角膜の形状を矯正させ、日中は「裸眼」で生活できる、手術のいらない視力矯正用のコンタクトレンズです。
オルソケラトロジーレンズの歴史は古く、現在ではアメリカをはじめ世界各国で治療が行われています。メガネ、コンタクトレンズ、レーシックに続く視力矯正治療として注目されています。
オルソケラトロジーレンズの特徴
- メガネ・コンタクト・手術でもない視力矯正用コンタクトレンズ
- 日中は裸眼生活。花粉症用の目薬も使用可能
オルソケラトロジーレンズの使用イメージ
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- 寝る前にレンズを装着します。
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- レンズを装着したまま寝ます。
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- 起きたらレンズを外します。
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- 視力回復⇒裸眼で生活できます。
その他の視力矯正との違い
一般的なコンタクトレンズとの違い
オルソケラトロジーレンズを寝ている間に装用することで、角膜の形状が矯正され、翌朝起きた時にレンズを外しても角膜形状が維持されている間は、裸眼で過ごすことができるようになります。
レーシックとの違い
レーシックは角膜を削る手術ですが、オルソケラトロジーレンズは専用レンズを装用して角膜の形状を矯正します。そのため、オルソケラトロジーレンズの場合は、レンズの装用を中止すれば、角膜を元の状態に戻すことができます。
オルソケラトロジー治療をはじめるには
オルソケラトロジーレンズを装用する上で、まずはオルソケラトロジー治療が可能かどうか、眼科専門医による適正検査を受けてください。
その後適正であれば、オルソケラトロジーレンズが処方され、右のような検査スケジュールで定期的に眼とレンズの状態を調べます。
一般的な検査スケジュール
- 適正検査
- 装用開始日
- 装用開始翌日
- 装用開始1週後
- 装用開始2週後
- 装用開始1か月後
- 装用開始3か月後
- 以後3か月毎又は、眼科専門医の指定した定期検査日
オルソケラトロジー治療の費用
オルソケラトロジー治療の費用は、レンズ代及び各種の検査を含んだ料金となります。
オルソケラトロジーレンズの治療に係る費用は医療費控除の対象となります。